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上越市西本町3丁目の雨樋が風で外れてしまったお宅の修繕工事をいたしました
上越市西本町3丁目にお住いのお客様より、風で雨樋が外れてしまったとの連絡を受け
現地調査を行いました。
修繕をするための御見積を提出したところ、原因は風であることから、火災保険を使って修繕ができることに方向づけられたので、早速工事をさせていただきました。
風による破損個所は本屋の屋根であるため、安全対策上、作業用の足場が必要になります。
街なかで前面道路も狭いことから、ご近所様へのご挨拶と説明、そしてご同意いただいたうえで、接続している広い道路に一旦足場を積載した車両を停車させていただき、軽トラックと人力で現地まで足場材を小運搬させていただく方法で、材料を運搬いたしました。
足場は、最近の住宅建築で多く採用されている「くさび式足場」です。
足場を組み上げる自由度が高く、今回のような作業地での条件に大変適した足場材です。
沿岸部であるため、風も強く、雨樋の設置条件からしますと過酷な場所といえるでしょう。
雨樋の破損の原因は強風により外れてしまったことから、雨樋の受け金具と雨樋とを針金でしっかり結ぶわけですが、全ての金具と雨樋とを針金で結びます。
中には、一か所飛ばしで留まっている雨樋も多いのが現状です。
本屋の雨樋及び受け金具全てを入替させていただきました。
特段、経年劣化のような症状は見受けられませんでしたが、この機会に全て新品になったことで、お客様にとっては安心ですね。
現地調査の際に、本屋雨樋の風災とは別に、玄関ポーチの雨樋の受け金具が塩害による腐食で破損していることに気付いたため、お客様にご説明をし、この部分については保険対応にはなりませんのでご自身でお支払いをいただくということで、合わせて金具の交換作業をいたしました。
金具自体も錆びてますが、金具を取り付けてある釘が錆びているため、職人さんは釘を抜くのに苦労してました。
沿岸部の大工さんたちは、よく「釘は錆びて効く」なんて少し冗談交じりの話をしますが、まさしく釘が錆びて効いてます。
雨樋本体には破損はありませんので、受け金具のみの入替えです。
もちろん、水勾配を計算しながら作業を進めます。
無事、雨樋の入替工事が完了しました。
金具と雨樋もしっかり固定してありますので、これでお客様も安心です。
玄関ポーチ屋根の金具の交換も完了です。
工事前は錆びた金具が、入れ替えたことによりピカピカ光ってます。
足場の組立から始まり、雨樋の修繕工事、そして足場の解体撤収も含めて約半日ほどの作業でしたが、天候にも恵まれ無事滞りなく終了いたしました。
経年劣化によりお客様ご自身で費用をご負担いただいた部分もあり、また、風災ということで火災保険で賄ってもらえた工事もあり、いざという時の保険のありがたみも感じながら、作業させていただきました。
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